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相続分の指定を人に委ねたい

  • 2021年12月4日
  • 2021年12月4日
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相続について自分で決めずに、事情をよく知っている知人に委ねたいと思っています。この場合、遺言書はどのように書けばいいですか?
遺言者は、次の者に、相続人全員の各相続分を指定することを委託する。

氏名
住所
職業
生年月日
このような場合、遺言により、第三者に対して相続分の指定を委託することができます。

相続分の指定の委託は、遺言以外の方法では認められませんので、必ず遺言で行うようにてください。

指定の委託を受ける人(受託者)は、第三者であれば特に問題ありません。
しかし、相続人や包括受遺者を受託者にしたい場合は、注意が必要です。

通常は、相続人・包括受遺者は、自分の相続分が遺言で指定されている場合にのみ、受託者になることができると考えられています。

つまり、たとえば長女を受託者にしたいときは、遺言で、長女の相続分を2分の1と指定した上で、残りの1/2について他の相続人にどのように分けるかを長女に委託するというふうに書く必要があります。
 
遺言者は、相続分の指定の委託にあたって、以下のような相続分の指定の基本方針を遺言の本文または付言に盛り込むこともできます。
遺言者は、本遺言において相続分の指定の委託を受けた者が、各相続人の相続分が実質的に公平になるように、各相続分を指定することを希望する。
 

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